Googleの店舗情報、営業時間・メニュー・予約先のずれを防ぐ
Googleの店舗情報には、店が設定していない外部の予約リンクが自動で出ることがある。中休みや臨時休業の登録、客が投稿したメニュー写真の扱い、予約先の点検、クリック数の読み方まで、客が来店前に迷わない整え方を示す。

Googleの検索やマップで店の情報に出る予約ボタンは、店が自分で設定したものとは限らない。Google・ローカル ビジネス リンクによると、Googleが提携する外部事業者の予約リンクが自動で表示される場合があり、外すには店から削除を依頼する。プロフィールの作成と掲載は無料だが、管理画面で入れた内容と客が見る画面は一致するとは限らない。営業時間は3種類の設定を使い分け、メニューは客の投稿写真まで、予約先は公開画面まで点検すると、来店前に客が迷う原因を減らせる。
中休みや臨時休業は、営業時間を3つの設定で分けて登録できる
昼夜の間に休憩がある店や、テイクアウトだけ時間が違う店も、Googleの営業時間に実態どおり載せられる。Google・営業時間を編集するによると、営業時間には役割の違う3つの設定がある。
| 設定 | 使う場面 | 登録のしかた |
|---|---|---|
| 通常の営業時間 | 毎週の営業日と時間。昼と夜の間に休憩がある店も含む | 曜日ごとに時間を指定する。休憩がある日は同じ曜日に2つの時間帯を作る(例:9〜14時と17〜22時) |
| 特別営業時間 | 祝日、特別イベントの日、臨時休業 | 通常と違う日だけ設定する。連続して最長6日間の休業にも使える |
| 営業時間の詳細 | デリバリーやテイクアウトのみの時間帯 | 店内営業と別の時間帯のサービスとして設定する |
出典:Google・営業時間を編集する(2026年10月閲覧)
中休みを含めて1つの時間帯で登録すると、休憩中も営業中と表示され、来た客を店の前で待たせかねない。年末年始など6日以内の休業なら、特別営業時間で入れれば通常の営業時間を書き換えずに済み、戻し忘れも起きにくい。特別営業時間で登録できる休業は連続で最長6日間までなので、改装のように7日以上休む場合はこの設定では足りない。登録した時間は、店頭の掲示、公式サイト、予約の受付時間と合わせておく。
メニューの文字を直しても、客が投稿した写真は残る
価格改定や季節メニューの入れ替えでは、文字のメニューと写真を別々に直す必要がある。Google・メニュー エディタについてによると、料理名、説明、価格を区分ごとに登録でき、変更が検索とマップに反映されるまで24〜48時間程度かかる場合がある。価格改定の日に合わせるなら、前々日までに入力しておくと表示のずれを避けやすい。ただし早めに入力すると、改定日より前に新しい価格が表示される場合もあるため、入力する日は改定日との間隔を見て決める。
同じヘルプによると、店の入力とは別に、客が投稿したメニュー写真も表示される。旧価格が写った写真は文字を直しても残るため、古い写真や誤った写真は削除をリクエストする。
予約ボタンには、店が入れていない外部の予約先も出る
予約先は、管理画面に入れたURLだけでなく、公開画面に出ているリンクまで見ないと把握できない。Google・ローカル ビジネス リンクによると、予約やフード注文のリンクはカテゴリごとに最大10件まで登録でき、1つを優先リンクに指定できる。これとは別に、Googleが提携する外部事業者のリンクが自動で表示される場合がある。
店が登録したリンク
- 管理画面でカテゴリごとに最大10件まで登録できる
- 複数ある場合は1つを優先リンクに指定できる
- 予約先を変えたら店が自分で書き換える
自動で表示される外部リンク
- Googleが提携する外部事業者のリンクが出る場合がある
- 外すには「プロバイダを削除」から依頼する
- 事業者は依頼から5日以内に対応する必要がある
使っていない予約サービスのリンクが残ると、客が使えない予約先に誘導され、予約できないまま離れるおそれがある。注文を受けない店は「Accept orders on your profile」をオフにすると、自社・外部を問わず注文のオプションとリンクが非表示になる。
Google・ビジネスプロフィール公式案内は、予約パートナーとの統合でプロフィールから直接席を予約できる仕組みも紹介している。予約ページへのリンクを貼ることとは別の設定で、料金やキャンセルの扱いは各事業者との契約で決まるため、導入前に契約条件で比べることになる。
クリック数は来店数ではない、店の予約台帳と並べて見る
情報を直した効果は、Googleの数字だけでは測れない。Google・パフォーマンスとインサイトを確認するによると、通話数は通話ボタンのクリック数、ウェブサイトのクリックはリンクのクリック数を数えたもので、来店人数やつながった電話の件数とは違う。予約の指標は、対応する予約事業者を通じて管理している場合に限られる。
- 変更を合図にする営業時間、祝日の予定、価格や季節メニュー、予約先が変わる日を更新のきっかけにする。
- 該当する設定を直す営業時間は通常・特別・詳細のどれかを選び、メニューは文字と写真の両方を直す。
- 公開画面で見るスマートフォンの検索とマップで、営業時間、メニュー、予約リンク、客の投稿写真を確かめる。
- 数字を並べる同じ期間のリンクのクリック数と、店の予約・来店の集計を並べて推移を見る。
判断の材料は2つに分かれる。まず、営業時間や予約先の食い違い、リンク切れが残っていないか。次に、直した前後で、プロフィールのクリック数と店の予約・来店の集計がどう動いたか。外部の予約サービスを使っていない店は、無料の掲載内容を整えるだけで費用はかからない。すでに使っている店は、公開画面に出ている予約先と契約中のサービスが一致しているかを先に見て、合わないリンクから削除を依頼するのが近道になる。
出典
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